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electriclopedia

家電製品の「なぜ?」「故障?」「どういうこと?」を簡潔に記した管理人の備忘録。ご質問はお気軽に。

Googleよ、スクワランを禁止するならインフルエンザも禁止にするべきだろ

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いきなり何のことか意味不明のタイトルであるが、GoogleAdwordsの審査基準についての話だ。

僕は家電に長く携わってきて、今は広告関係の仕事をしている。だからこそ違和感を感じているのだが、その経験からその違和感について話してみる。

絶滅危惧種ポリシー

Adwordsの広告は「スクワラン」というワードに敏感だ。LPにスクワランが含まれているだけで審査が通らない可能性もある。理由は動物性スクワランの原料が鮫に由来しているからだ。Adwordsポリシーの「絶滅危惧種ポリシー」に抵触する商品のプロモーションを禁止している。

たとえ植物性スクワランを使用した商品でもポリシー違反で広告配信を停止された例もある。広告主にとってAdwordsポリシーは絶対の存在であり、Googleが認めない限り広告は配信されない。

この姿勢に関して疑問もないし異論もない。何故ならGoogleが決める事だからだ。

インフルエンザに効果がある?

では、他の広告に関しても徹底したポリシーで審査をするべきだと僕は思う。僕は家電に携わっていた頃、薬事法景品表示法という厳しい基準がある事を知った。これは一般的な広告と呼ばれるメディアへの露出以外にも店頭表示にも当然厳しい目が光っているというものだ。

某メーカーが開発した「イオン」にはウイルスを除去できるという効果が認められた。専門機関で立証もされた。しかし「除菌」というワードを使用した店頭POPを商品に添付するためには厚生労働省の認可が必要なため、数年は「除菌」というワードを使用できなかった。

同様にインフルエンザウイルスに効果があったとしても、それを商品に添付はできない。なぜなら家電製品であって医療機器ではないからだ。厳密に言えば抜け道はあるが、医療機器ではない以上、消費者に誤解を招く広告手法を厳しく禁止しているのが薬事法であり、景品表示法だ。

強力な空気清浄力!

先日ネットを見ていたら「強力な空気清浄力!」と記述しているボールのような空気清浄機のAdsense広告を見掛けた。Adsense広告は当然Adwordsで配信している広告だ。そのディスプレイ広告には「インフルエンザ」「ノロ」「悪臭」「花粉」「タバコ」「PM2.5」と併記している。具体的に、そのディスプレイ広告には効果があるとも効果が無いとも記載がない。ただ、上記の単語が並べられているだけだ。ただ、それを見た消費者がどう思うかは自明の理であろうと思う。

あくまでもルールを決めるのはGoogleだ。それに異論はない。ただ、スクワランを徹底して禁止するのであれば、このような広告手法は禁止するべきであろう。これではダブルスタンダードと言われても仕方がない。